こたつで一眠り

独りで過ごす土曜日は久しぶりで(たぶん)、ひなたぼっこしたり床でごろごろしたりするのにも飽きた午後三時すぎ、独りで街に出てき行きました。街は刺激的でひまつぶしになったけども、帰りの駅のホームでコンクリートの地面に倒れ込みたいほど何かがどうでもよくなりました。そんなわけで、用事もないのにいろんな人にメールをしたよ、あたしはあなたと連絡をとりたいの。返事が未だにない人もいるけど、それはつまりそうゆうことなんだろうね。そのなかでも元カレからの返信が一番早かったんだ、一年半ぶりに突然送ったのに。思わず頭抱えて街角のてすりにもたれながら返事を打ちました。驚いて正直困った。うそ、それ以上に安心したよ。別に話がしたいわけでもなく、ただ反応がほしかっただけ。憎く思うことでしか彼を思い出にできなかった今、彼を憎むことなく思い出に変えることができるかもしれない。